“薄着”の読み方と例文
読み方割合
うすぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母親のおとよ長吉ちやうきち初袷はつあはせ薄着うすぎをしたまゝ、千束町せんぞくまち近辺きんぺん出水でみづの混雑を見にと夕方ゆふがたから夜おそくまで、泥水どろみづの中を歩き𢌞まはつために
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
まず着物を脱ぎましてそれを男に持たせ薄着うすぎになって行きましたが、坂を登るんでもないのに汗が沢山出て全身を湿うるおすです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
いつもほのかに薄着うすぎしてしんぞいとしう見ゆれども
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)