“黒鯛（くろだひ）” の例文

「鯒（こち）や黒鯛（くろだひ）のぴち／＼はねる、夜店（よみせ）の立（た）つ、……魚市（うをいち）の處（ところ）は？」「あの、火（ひ）の見（み）の下（した）、黒江町（くろえちやう）……」と同伴（つれ）が指（ゆび）さしをする、その火（ひ）の見（み）が、下（した）へ往來（わうらい）を泳（およ）がせて、すつと開（ひら）いて

深川浅景 (旧字旧仮名) ／ 泉鏡花、泉鏡太郎(著)

“黒鯛（クロダイ）”の解説

クロダイ（黒鯛、烏頬魚、学名 Acanthopagrus schlegelii）は、タイ科に分類される魚の1種。東アジア沿岸域に分布する大型魚で、食用や釣りの対象として人気がある。
日本ではチヌ（茅渟、海鯽）という別名もよく用いられる。学名の属名 Acanthopagrus は「棘のある鯛」の意で、種小名 schlegelii は日本の脊椎動物を多数記載したヘルマン・シュレーゲルに対する献名である。
(出典:Wikipedia)

黒	常用漢字 小２ 部首:⿊ 11画
鯛	漢検準1級 部首:⿂ 19画