セイル)” の例文
「此処で昨晩の加害者も、セイルや舵の位置を固定して、白鮫号を放流したのだよ。見給え。ほら、やっぱり擦り消された足跡が、ずっと続いて着いている」
死の快走船 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
そして、岸伝いに白鮫号を引張って入江の口までやって来ると、セイルと舵を固定して、船を左廻りに沖へ向けて放流します。それから早川は元の場所に戻って、荷物を引きずって草地へ這入ります。
死の快走船 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)