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藍隈
ふりがな文庫
“藍隈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あゐくま
75.0%
あいくま
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あゐくま
(逆引き)
曾
(
かつ
)
て上野から下谷へかけて、一代の
嬌名
(
けうめい
)
を馳せた美女が、さながら
藍隈
(
あゐくま
)
を取つた鬼女の姿に變貌して居るのです。
銭形平次捕物控:223 三つの菓子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「それつきりの話なら、御用にも十手にも及ぶまいよ、
從妹
(
いとこ
)
の顏が
藍隈
(
あゐくま
)
の鬼女に見えたのも、大方身持のせゐだらう。身持になつたばかりの女は、妙なことを氣にするものだよ」
銭形平次捕物控:331 花嫁の幻想
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
藍隈(あゐくま)の例文をもっと
(3作品)
見る
あいくま
(逆引き)
扮粧
(
つくり
)
をいたします際に、面を彩る種々の線に過ぎないのでございますが、色彩の点から申しても、
紅隈
(
べにくま
)
、
藍隈
(
あいくま
)
、
墨隈
(
すみくま
)
というように色々ございますし、形から申しましても、筋隈、剥身、火焔隈
京鹿子娘道成寺
(新字新仮名)
/
酒井嘉七
(著)
藍隈(あいくま)の例文をもっと
(1作品)
見る
藍
常用漢字
中学
部首:⾋
17画
隈
漢検準1級
部首:⾩
12画
“藍”で始まる語句
藍
藍色
藍微塵
藍鼠
藍縞
藍染
藍靛
藍染川
藍玉
藍玉屋
“藍隈”のふりがなが多い著者
酒井嘉七
野村胡堂