“藍靛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
らんてん77.8%
あいいろ11.1%
インデイゴ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし晴れ渡った日の午下ひるさがりの太陽に隈なく照り映えて、寒水の如く澄み切った晶冽な大気の中に水が滴るかと思われる位冴えに冴えた藍靛らんてんの肌をじっと見ていると
美ヶ原 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
額の左右に角のある赤い髪の者、青い髪をして翼の生えた者、鳥のくちばしのような口をして※牙きばの生えた者、牛のような顔をした者、それらは皆藍靛あいいろの体をして、口から火のような焔を吐いていた。
太虚司法伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
でんしんばしらの影の藍靛インデイゴ
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)