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執持
ふりがな文庫
“執持”の読み方と例文
読み方
割合
とりもち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とりもち
(逆引き)
汝等が
執持
(
とりもち
)
致せしも同前なり
然
(
しか
)
るに九助は其等の儀を
怒
(
いから
)
ずして速かに離別に及び父が
遺言
(
ゆゐごん
)
を
重
(
おも
)
んじ
不埓
(
ふらち
)
の伯父女房等に
大切
(
たいせつ
)
の金子を
配分
(
はいぶん
)
致
(
いたし
)
遣たるを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
畔柳元衛
(
くろやなぎもとえ
)
の娘
静緒
(
しずお
)
は
館
(
やかた
)
の腰元に通勤せるなれば、今日は特に女客の
執持
(
とりもち
)
に召れて、
高髷
(
たかわげ
)
、
変裏
(
かはりうら
)
に
粧
(
よそひ
)
を改め、お
傍不去
(
そばさらず
)
に
麁略
(
そりやく
)
あらせじと
冊
(
かしづ
)
くなりけり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
上役の人の家に
然
(
しか
)
るべき来客などのある時には、「お
執持
(
とりもち
)
に森のおもう様をお願いするといい」
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
執持(とりもち)の例文をもっと
(5作品)
見る
執
常用漢字
中学
部首:⼟
11画
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“執”で始まる語句
執
執拗
執念
執着
執心
執成
執行
執念深
執事
執権
“執持”のふりがなが多い著者
小金井喜美子
尾崎紅葉
作者不詳
山本周五郎
泉鏡花