二面の箏にめんのこと
自分の京都時代にあった咄をしよう。 元来箏という楽器は日本の楽器中でも一番凄みのあるものだ、私がまだ幼い時に見た草艸紙の中に豊國だか誰だったか一寸忘れたが、何でも美しいお姫様を一人の悪徒が白刃で真向から切付ける。姫は仆れながらに、ひらりと箏 …
作品に特徴的な語句
わが だから 過日すぐるひ 衣服いしょう わずらい 散々ばらばら かえっ 言語もの だか 恐怖おそろ 婢女げじょ 如何どん 何事なにこと 一切いっせつ いず べか とこ いわい さい 漁夫ぎょふ 空鳴そらなり 帰省きしょう きい 先方せんぽう しん 懇望のぞみ ことば かない よう 如何どう もうし 矢張やっぱり おもい 一片いっぺん ざま めん 彼女かれ 健全たっしゃ うら すぎ おこ 色々いろいろ 婢女じょちゅう あるい 見舞みまい 天稟てんりん あだか むつま のち もが かんじ 紀念きねん 白魚しらお 小蛇ちいさなへび かいな 疲労つか 容貌きりょう しつ わたし 大分だいぶん 香烟こうえん 中外うちそと 段々だんだん 今日きょう 最早もう 仮令たとえ 何卒なにとぞ さら 使つかい かたわら しゃく わずか 身震みぶるい とこ はな 古箏ふるごと とり すい わか こと ようや 髪面ひげづら 検捜しら 生活くらし よし