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『二面の箏』
ふりがな文庫
『
二面の箏
(
にめんのこと
)
』
自分の京都時代にあった咄をしよう。 元来箏という楽器は日本の楽器中でも一番凄みのあるものだ、私がまだ幼い時に見た草艸紙の中に豊國だか誰だったか一寸忘れたが、何でも美しいお姫様を一人の悪徒が白刃で真向から切付ける。姫は仆れながらに、ひらりと箏 …
著者
鈴木鼓村
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
妾
(
わが
)
故
(
だから
)
嫁
(
と
)
過日
(
すぐるひ
)
費
(
ひ
)
衣服
(
いしょう
)
煩
(
わずらい
)
散々
(
ばらばら
)
反
(
かえっ
)
言語
(
もの
)
抱
(
だか
)
恐怖
(
おそろ
)
婢女
(
げじょ
)
如何
(
どん
)
屈
(
ま
)
一切
(
いっせつ
)
上
(
あ
)
祝
(
いわい
)
悪
(
わ
)
何
(
いず
)
可
(
べか
)
許
(
とこ
)
様
(
ざま
)
際
(
さい
)
漁夫
(
ぎょふ
)
強
(
た
)
空鳴
(
そらなり
)
為
(
た
)
何事
(
なにこと
)
帰省
(
きしょう
)
聞
(
きい
)
先方
(
せんぽう
)
寝
(
しん
)
懇望
(
のぞみ
)
言
(
ことば
)
妻
(
かない
)
要
(
よう
)
如何
(
どう
)
申
(
もうし
)
矢張
(
やっぱり
)
思
(
おもい
)
一片
(
いっぺん
)
下
(
お
)
面
(
めん
)
彼女
(
かれ
)
健全
(
たっしゃ
)
羨
(
うら
)
過
(
すぎ
)
出
(
い
)
起
(
おこ
)
画
(
か
)
色々
(
いろいろ
)
婢女
(
じょちゅう
)
或
(
あるい
)
見舞
(
みまい
)
天稟
(
てんりん
)
恰
(
あだか
)
睦
(
むつま
)
後
(
のち
)
悶
(
もが
)
感
(
かんじ
)
紀念
(
きねん
)
白魚
(
しらお
)
小蛇
(
ちいさなへび
)
腕
(
かいな
)
疲労
(
つか
)
容貌
(
きりょう
)
室
(
しつ
)
妾
(
わたし
)
大分
(
だいぶん
)
未
(
ま
)
香烟
(
こうえん
)
中外
(
うちそと
)
段々
(
だんだん
)
今日
(
きょう
)
最早
(
もう
)
他
(
た
)
仮令
(
たとえ
)
何卒
(
なにとぞ
)
佳
(
い
)
更
(
さら
)
使
(
つかい
)
傍
(
かたわら
)
酌
(
しゃく
)
僅
(
わずか
)
由
(
よ
)
身震
(
みぶるい
)
処
(
とこ
)
談
(
はな
)
堪
(
た
)
古箏
(
ふるごと
)
取
(
とり
)
推
(
すい
)
解
(
わか
)
殊
(
こと
)
漸
(
ようや
)
髪面
(
ひげづら
)
検捜
(
しら
)
生活
(
くらし
)
由
(
よし
)