“新発田”の読み方と例文
読み方割合
しばた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
越後の新発田しばたから上京すると、馬庭が順路に当るから、自然念流の門を叩くようになったらしく、三年間内弟子の修業をしたそうだ。
奥州から越後の新発田しばた、村松、長岡ながおか小千谷おぢやを経、さらに飯山いいやま、善光寺、松本を経て、五か月近い従軍からそこへ帰って来た人がある。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
さて新道が出来ると人力じんりきが通る。荷車は干魚ほしうをなどを積んで通る。郵便脚夫きやくふが走る。後には乗合馬車のりあひばしやが通り、新発田しばたの第十六聯隊れんたいも通つた。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)