“中新田”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なかにいだ66.7%
なかしんでん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ほんじゃ、二時半までにゃ、停車場さ来んのだぞ。俺、先に行って、切符買って置っから…… ここの停車場でなぐ中新田なかにいだ停車場さ。」
駈落 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
氏郷軍は民家を焼払って進んだところ、本街道筋にも一揆いっきこもった敵城があった。それは四竈しかま中新田なかにいだなど云うのであった。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
六十六歳の声を聞いてから、中新田なかしんでん杉苗すぎなえ四百本、青野へ杉苗百本の植え付けなぞを思い立つ人だ。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)