“世界聯邦論”の読み方と例文
読み方割合
せかいれんぽうろん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本人だの外国人だのと狭い量見で考えずに、世界を一つの国と見て考えるべしと言うのであった。すなわち彼の世界聯邦論せかいれんぽうろん根柢こんていである。
咢堂小論 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
尾崎咢堂おざきがくどうは政治の神様だというのであるが、終戦後、世界聯邦論せかいれんぽうろんということを唱えはじめた。彼によると、原始的な人間は部落と部落で対立していた。
堕落論〔続堕落論〕 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)