“月世界”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げっせかい75.0%
つきのせかい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「真空は、彼奴の住む月世界げっせかいの状態そっくりです。だから弱っている彼奴は、たちまち元気になって、うつわを破って逃走したのです。ああ、失敗失敗」
崩れる鬼影 (新字新仮名) / 海野十三(著)
しかもその人工竜巻にはあらかじめ計算によって行方ゆくえが定められてある。その行方は月世界げっせかいである。
猿田は月世界つきのせかい黄金おうごん目あてに是非この探険隊に加わりたくて、羽沢さんを殺したんですわ。そして何喰わぬ顔をして、参加を申し出たのよ。
月世界探険記 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「私の喜びは、月世界つきのせかいの黄金よりも、このような階段を作る力のある生物がんでいたという発見の方ですよ」
月世界探険記 (新字新仮名) / 海野十三(著)