“別世界”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
べつせかい66.7%
べっせかい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さかりと咲亂さきみだれ晝と雖も花明はなあかりまばゆきまでの別世界べつせかい兩側りやうがはの引手茶屋も水道尻すゐだうじりまで花染はなぞめ暖簾のれん提灯ちやうちん軒を揃へて掛列かけつらね萬客の出入袖を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
最初さいしよから二人ふたり對坐さしむかひで、人交ひとまぜもせぬでなにむつまじさうにはなしをしてたが、みんながわい/\つて立騷たちさわぐのをようともせず、まるで別世界べつせかいるといふ顏色かほつきでの。
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
が、もともと竜宮りゅうぐう理想りそう別世界べっせかいなのであるから、つくろうとおもえばうみそこにでも、またそのほか何処どこにでもつくれる。そこが現世げんせつくりつけの世界せかいたいへんにちがてんじゃ……。
竜神界りゅうじんかい天狗界てんぐかいと、まるきり人間にんげんには見当けんとうのとれそうもない、別世界べっせかいのおはなしいたしたついでに、ひとおもってもっと見当けんとうのとれない世界せかい物語ものがたりをさせていただきましょう。