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噴火孔
ふりがな文庫
“噴火孔”の読み方と例文
読み方
割合
ふんかこう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふんかこう
(逆引き)
「おお、ルゾン号の船長さんですか。大学では、今こっちかられんらくしようと思っていたところでしたよ。大西洋は今、
噴火孔
(
ふんかこう
)
の上にあるようなものですよ」
海底大陸
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
刻々と
逼
(
せま
)
る暮色のなかに、嵐は
卍
(
まんじ
)
に吹きすさむ。
噴火孔
(
ふんかこう
)
から吹き出す
幾万斛
(
いくまんごく
)
の煙りは卍のなかに
万遍
(
まんべん
)
なく
捲
(
ま
)
き込まれて、嵐の世界を尽くして、どす黒く
漲
(
みなぎ
)
り渡る。
二百十日
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
まるで火山の
噴火孔
(
ふんかこう
)
、
熔鉱炉
(
ようこうろ
)
の
真唯中
(
まっただなか
)
に落ちこんだのと同じこと。まばゆさに目をあいていることも出来ぬ。鼻をつく異臭にむせて、息も絶え絶えの
焦熱
(
しょうねつ
)
地獄だ。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
噴火孔(ふんかこう)の例文をもっと
(4作品)
見る
噴
常用漢字
中学
部首:⼝
15画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
孔
常用漢字
中学
部首:⼦
4画
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海野十三
江戸川乱歩
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