“噴火口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふんかこう90.9%
ふんくわこう9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昭和二年しようわにねん大噴火だいふんかをなしたときも噴火口ふんかこうからなが鎔岩ようがんが、あだか溪水たにみづながれのように一瀉千里いつしやせんりいきほひもつくだつたのである。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
例のラジウム二百グラムの入った鉄の箱が、この三原山の噴火口ふんかこうの中に投げこんであると耳にしたもんだから、なんとかそれを取出そうと思ってね。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
大變たいへんだ。」わたし夢中むちうで、鐵瓶てつびん噴火口ふんくわこう打覆ぶちまけた。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)