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いろしろ
ふりがな文庫
“いろしろ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
色白
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
色白
(逆引き)
図は、二十七、八から三十くらいの
中嫁御
(
ちゅうよめご
)
が——眉を剃ったあとの、薄青い、ほん
色白
(
いろしろ
)
の京の嫁御の半身像でして、日傘をもった一人立ちのものです。
女の話・花の話
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
本堂
(
ほんどう
)
の
如來
(
によらい
)
さま
驚
(
おどろ
)
きて
臺座
(
だいざ
)
より
轉
(
ころ
)
び
落給
(
おちたま
)
はんかと
危
(
あや
)
ぶまるゝやうなり、
御新造
(
ごしんぞ
)
はいまだ四十の
上
(
うへ
)
の
幾
(
いく
)
らも
越
(
こ
)
さで、
色白
(
いろしろ
)
に
髮
(
かみ
)
の
毛
(
け
)
薄
(
うす
)
く、
丸髷
(
まるまげ
)
も
小
(
ちい
)
さく
結
(
ゆ
)
ひて
見
(
み
)
ぐるしからぬまでの
人
(
ひと
)
がら
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
携
(
たづさ
)
へて
駈付
(
かけつけ
)
見れば是は如何に餘りし
黒髮
(
くろかみ
)
を
振亂
(
ふりみだ
)
せし廿四五歳の女と三十
近
(
ぢか
)
き
色白
(
いろしろ
)
き男と
組
(
くみ
)
つほぐれつ爭ひ居たしかば扨は
此奴等
(
こやつら
)
色事
(
いろごと
)
の
喧嘩
(
けんくわ
)
にてもなすかや併し見て居られぬとて漸々に
双方
(
さうはう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
解
(
と
)
かば
足
(
あし
)
にもとゞくべき
毛髮
(
かみ
)
を、
根
(
ね
)
あがりに
堅
(
かた
)
くつめて
前髮
(
まへがみ
)
大
(
おほ
)
きく
髷
(
まげ
)
おもたげの、
赭熊
(
しやぐま
)
といふ
名
(
な
)
は
恐
(
おそ
)
ろしけれど、
此髷
(
これ
)
を
此頃
(
このごろ
)
の
流行
(
はやり
)
とて
良家
(
よきしゆ
)
の
令孃
(
むすめご
)
も
遊
(
あそ
)
ばさるゝぞかし、
色白
(
いろしろ
)
に
鼻筋
(
はなすぢ
)
とほりて
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
送りけるが娘お幸は
今年
(
ことし
)
十七歳となり
尋常
(
なみ/\
)
の者さへ山茶も
出端
(
でばな
)
の年頃なるに
況
(
まして
)
や
生質
(
うまれつき
)
色白
(
いろしろ
)
にして
眼鼻
(
めはな
)
だち
好
(
よく
)
愛敬
(
あいきやう
)
ある
女子
(
をなご
)
なれば
兩親
(
りやうしん
)
は手の
中
(
うち
)
の
玉
(
たま
)
の如くに
愛
(
いつく
)
しみ
手跡
(
しゆせき
)
縫針
(
ぬひばり
)
は勿論淨瑠璃三味線も心安き方へ頼み
習
(
ならは
)
せ樂み
暮
(
くら
)
して居ける處に
一日
(
あるひ
)
長八は淺草觀音へ參詣なし夫より上野の大師へ參らんと
車坂
(
くるまざか
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
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