“いわん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
況93.8%
矧3.1%
况3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
況(いわん)や、三人、そこへ、ころころと昼寝なんぞは、その上、客も、芸妓もない、姉も妹も、叔母さんも、更に人間も、何にもない。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
どんな事があっても怒った事はない。矧(いわん)や朋輩同士で喧嘩をしたと云うことは只(ただ)の一度もない。ツイゾ人と掴合(つかみあ)ったの、打ったの、打たれたのと云うことは一寸(ちょい)ともない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
有るか無いか分らない。矧(いわん)や酒を飲むなどゝ云う金は一銭もない。是(こ)れだけは念の為めにお話して置くが、酒を飲みにお誘(さそい)とは誠に辱(かたじけ)ない。是非お供致そうと斯(こ)う出掛けた。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
况(いわん)やその他の画家たちに至っては、遺憾ながら印を解する者が、一人もないという憐れな現状である。
陶磁印六顆を紹介する (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)