“心絃挽歌”の読み方と例文
読み方割合
しんげんばんか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あはれ暮風一曲の古調に、心絃挽歌しんげんばんか寥々れうれうとして起るが如く、一身ために愁殺されをはんぬるの時、堤上に石と伏して幾度か狂瀾の飛沫を浴びたるも、我と此古帽なりき。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)