“古新聞”の読み方と例文
読み方割合
ふるしんぶん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
風呂(ふろ)を焚(た)いてゐましてね、何(なに)か、嗅(か)ぐと矢(や)つ張(ぱ)り石炭(せきたん)でしたが、何(なん)か、よくきくと、たきつけに古新聞(ふるしんぶん)と塵埃(ごみ)を燃(も)したさうです。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
讀書(どくしよ)は彼(かれ)の病的(びやうてき)の習慣(しふくわん)で、何(な)んでも凡(およ)そ手(て)に觸(ふ)れた所(ところ)の物(もの)は、其(そ)れが縱令(よし)去年(きよねん)の古新聞(ふるしんぶん)で有(あ)らうが、暦(こよみ)であらうが、一樣(やう)に饑(う)えたる者(もの)のやうに、屹度(きつと)手(て)に取(と)つて見(み)るのである。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
何時(いつ)まで考(かんが)へて居(を)つたとて際限(さいげん)のない事(こと)、且(か)つは此樣(こんな)に夜(よ)を更(ふ)かすのは衞生上(ゑいせいじやう)にも極(きわ)めて愼(つゝし)む可(べ)き事(こと)と思(おも)つたので私(わたくし)は現(げん)に想像(さうぞう)の材料(ざいりよう)となつて居(を)る古新聞(ふるしんぶん)をば押丸(おしまろ)めて部室(へや)の片隅(かたすみ)へ押遣(おしや)り