“しんぶん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
新聞93.3%
晋文1.7%
申文1.7%
讖文1.7%
身分1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少年しょうねんは、マントのしたかたからかけた、新聞しんぶんたばから、一まいくと、もんけてぐちへまわらずに、たけ垣根かきねほうちかづきました。
生きぬく力 (新字新仮名) / 小川未明(著)
即ちかくの如き政略的会盟が当時の斉桓せいかん晋文しんぶんの徒の間に盛んに行われたが、真の平和は決してこの中より出現せなかった。
永久平和の先決問題 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
かの斉桓せいかん晋文しんぶんの徒の為した覇業の大規模なるのが、即ちこのカイゼルの軍国主義であり、露骨と婉曲との相違は有っても、その覇業の更に徹底的のものがこの独逸ドイツの帝国主義であったのだ。
永久平和の先決問題 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
子孫繁衍はんえんし、万暦ばんれき三十七年には二百余丁よていとなりしこと、松江府しょうこうふの儒学の申文しんぶんに見え、復姓を許されて、方氏また栄ゆるに至れり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
世高ははじめて自分が夢を見ていたということを悟ったが、それにしてもはっきり覚えている四句の讖文しんぶんは不思議であると思った。
断橋奇聞 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
ただ身分しんぶんの健否を問うのみと言われた由。