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法筵
ふりがな文庫
“法筵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほうえん
83.3%
むしろ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうえん
(逆引き)
「短い一日では、到底、小止観の
真髄
(
しんずい
)
まで、お話はできかねる。きょうは、
法筵
(
ほうえん
)
を閉じて、また
明日
(
あす
)
、究めたいと思います」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
十二月二十四日は枕山が父竹渓の十七年忌に当るので、梅痴上人は枕山のために竹渓父子の知人を増上寺の学寮に招いで盛大なる
法筵
(
ほうえん
)
を営んだ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
法筵(ほうえん)の例文をもっと
(5作品)
見る
むしろ
(逆引き)
その日の集まりは、たそがれに終って、昼間の
法筵
(
むしろ
)
であったので、多くは野に出て働かない町方の女房だの、老人だの、病人や子どもたちであった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もう
幾度
(
いくたび
)
となく
法筵
(
むしろ
)
のある時には、いつでも、壁の隅のほうに小さくなって、熱心に自分の話に聞き入っているこの女のあることを知っていた。——ふと姿の見えない時は、親鸞も心のすみで
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
法筵(むしろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
筵
漢検1級
部首:⽵
13画
“法”で始まる語句
法衣
法
法螺
法度
法被
法華経
法体
法師
法会
法華
“法筵”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治
永井荷風
泉鏡花