“打偃”の読み方と例文
読み方割合
うちのめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もらひやしやうといふをりしも又表より雲助共三四人どや/\と入來りて大勢徒黨とたうしてゆすり懸しが中にも酒機嫌の者は面倒めんだうなりたゝき倒せ打偃うちのめして胴卷の金を取れとさわぎ立オヽさうだ違ひねへどうで主人の金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つぶし是は滅法界めつぱふかいに重き御品なり先生此御杖このおつゑ何程いかほど貫目おもみ候やら私し共には勿々なか/\持上らずと云ければ後藤は打笑ひいな多寡たくわの知たる鐵の延棒のべほう某しがつゑの代りについ歩行あるくしな目方は十二三貫目も有べし途中にて惡漢わるものなどに出會いであひし時には切よりも此棒にて打偃うちのめすが宜しと云つゝ片手にて是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)