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うちのめ
ふりがな文庫
“うちのめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
打偃
25.0%
打踣
25.0%
打前倒
25.0%
撃踣
25.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打偃
(逆引き)
貰
(
もら
)
ひやしやうと
云
(
いふ
)
機
(
をり
)
しも又表より雲助共三四人どや/\と入來りて大勢
徒黨
(
とたう
)
して
騙
(
ゆす
)
り懸しが中にも酒機嫌の者は
面倒
(
めんだう
)
なり
叩
(
たゝ
)
き倒せ
打偃
(
うちのめ
)
して胴卷の金を取れと
騷
(
さわ
)
ぎ立オヽさうだ違ひねへ
何
(
どう
)
で主人の金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
潰
(
つぶ
)
し是は
滅法界
(
めつぱふかい
)
に重き御品なり先生
此御杖
(
このおつゑ
)
は
何程
(
いかほど
)
の
貫目
(
おもみ
)
候やら私し共には
勿々
(
なか/\
)
持上らずと云ければ後藤は打笑ひ
否
(
いな
)
多寡
(
たくわ
)
の知たる鐵の
延棒
(
のべほう
)
某しが
杖
(
つゑ
)
の代りに
突
(
つい
)
て
歩行
(
あるく
)
品
(
しな
)
目方は十二三貫目も有べし途中にて
惡漢
(
わるもの
)
などに
出會
(
いであひ
)
し時には切よりも此棒にて
打偃
(
うちのめ
)
すが宜しと云つゝ片手にて是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
うちのめ(打偃)の例文をもっと
(1作品)
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打踣
(逆引き)
幸ひ貴方が話したい事が有ると
言
(
いは
)
るる、善し、あの様に間を
詐
(
いつは
)
つた貴方じや、又僕を
幾何
(
どれ
)
ほど詐ることぢやらう、それを聞いた上で、今日こそは
打踣
(
うちのめ
)
してくれやうと待つてをつた。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
直
(
すぐ
)
に
貴方
(
あなた
)
に会うて、是非これは思返すやうに飽くまで忠告して、それで聴かずば、もう人間の取扱は為ちやをられん、腹の
癒
(
い
)
ゆるほど
打踣
(
うちのめ
)
して、一生結婚の成らんやう立派な
不具
(
かたは
)
にしてくれやう
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
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打前倒
(逆引き)
も一つの生首を確めた時、源吉は、又新らたな驚きに
打前倒
(
うちのめ
)
された。
鉄路
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
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▼ すべて表示
撃踣
(逆引き)
識れる者は恐くは、貫一も鰐淵も一つに足腰の
利
(
き
)
かずなるまで
撃踣
(
うちのめ
)
されざりしを
本意無
(
ほいな
)
く思へるなるべし。又或者は彼の即死せざりしをも物足らず覚ゆるなるべし。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
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