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はつあき
ふりがな文庫
“はつあき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
初秋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初秋
(逆引き)
なかばはらんだ帆が夕日を受けてゆるやかにゆるやかに
下
(
くだ
)
って行くと、ようようとした
大河
(
たいか
)
の
趣
(
おもむき
)
をなした川の上には
初秋
(
はつあき
)
でなければ見られぬような白い大きな雲が浮かんで
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
ナンシイ市を過ぎて
仏蘭西
(
フランス
)
の国境を離れた汽車の中で二人は
初秋
(
はつあき
)
の
夜寒
(
よさむ
)
を詫びた。自分は三等室の冷たい板の腰掛の上で
良人
(
をつと
)
の膝を枕に足を
屈
(
かゞ
)
めて
辛
(
から
)
うじて横に成つて居た。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
初秋
(
はつあき
)
の夜気が、しみ/″\と身うちに
環
(
めぐ
)
つて、何となく心持ちが引緊り、さあ「これからだぞ——」といふやうな気がするにつけても、訳もなく、灯とそれから人の匂ひが懐しい。
散歩
(新字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
はつあき(初秋)の例文をもっと
(27作品)
見る
“はつあき”の意味
《名詞》
はつあき【初秋】
秋の初め。新秋。孟秋。
(出典:Wiktionary)
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しょしゅう
しよしう