“ききやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
桔梗70.4%
歸京18.5%
帰京7.4%
帰嚮3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
低(ひく)くて眉毛(まゆげ)濃(こ)く眼(まなこ)尖(するど)く其上に左の目尻(めじり)に豆粒程(まめつぶほど)の大きな黒子(ほくろ)が一つあり黒羽二重(はぶたへ)の衣物(きもの)にて紋は丸の中に確(たしか)に桔梗(ききやう)と言れてお金は横手を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
實(じつ)は其(そ)の以前(いぜん)に、小山内(をさない)さんが一寸(ちよつと)歸京(ききやう)で、同行(いつしよ)だつた御容色(ごきりやう)よしの同夫人(どうふじん)、とめ子(こ)さんがお心入(こゝろいれ)の、大阪遠來(おほさかゑんらい)の銘酒(めいしゆ)、白鷹(はくたか)の然(しか)も黒松(くろまつ)を、四合罎(しがふびん)に取分(とりわ)けて
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
秋(あき)の野分(のわけ)しば/\して、睡(ねむ)られぬ長(なが)き夜(よ)の、且(か)つ朝(あさ)寒(さむ)く——インキの香(かほり)の、じつと身(み)に沁(し)む新聞(しんぶん)に——名門(めいもん)のお嬢(ぢやう)さん、洋画家(やうぐわか)の夫人(ふじん)なれば——衣絵(きぬゑ)さんの(もう其(そ)の時(とき)は帰京(ききやう)して居(ゐ)た)重態(ぢうたい)が
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
古(いにしへ)より英明の主、威徳宇宙に溥(あまね)く、万国の帰嚮(ききやう)するに至る者は、其胸襟(きやうきん)闊達(くわつたつ)、物として相容(あひい)れざることなく、事として取らざることなく、其仁慈化育の心、天下と異なることなきなり。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)