“白鷹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はくたか80.0%
しらたか20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我々の考へでは菊か桜か白鷹はくたかのそれも純粋な生一本だらうといふのであつたが、訊いてみるとこれが地酒の朝日山であつた。
新潟の酒 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
じつ以前いぜんに、小山内をさないさんが一寸ちよつと歸京ききやうで、同行いつしよだつた御容色ごきりやうよしの同夫人どうふじん、とめさんがお心入こゝろいれの、大阪遠來おほさかゑんらい銘酒めいしゆ白鷹はくたかしか黒松くろまつを、四合罎しがふびん取分とりわけて
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
山県蔦之助やまがたつたのすけ日輪巻にちりんまきゆみから切ってはなした白鷹しらたか塗矢ぬりやにちがいはないのである。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)