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黒松
ふりがな文庫
“黒松”の読み方と例文
読み方
割合
くろまつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くろまつ
(逆引き)
實
(
じつ
)
は
其
(
そ
)
の
以前
(
いぜん
)
に、
小山内
(
をさない
)
さんが
一寸
(
ちよつと
)
歸京
(
ききやう
)
で、
同行
(
いつしよ
)
だつた
御容色
(
ごきりやう
)
よしの
同夫人
(
どうふじん
)
、とめ
子
(
こ
)
さんがお
心入
(
こゝろいれ
)
の、
大阪遠來
(
おほさかゑんらい
)
の
銘酒
(
めいしゆ
)
、
白鷹
(
はくたか
)
の
然
(
しか
)
も
黒松
(
くろまつ
)
を、
四合罎
(
しがふびん
)
に
取分
(
とりわ
)
けて
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ゆさ/\と
嫩
(
やわ
)
らかな
食
(
く
)
えそうな若葉をかぶった
白樫
(
しらかし
)
の
瑞枝
(
みずえ
)
、杉は
灰緑
(
かいりょく
)
の
海藻
(
かいそう
)
めいた
新芽
(
しんめ
)
を
簇立
(
むらだ
)
て、
赤松
(
あかまつ
)
は
赭
(
あか
)
く
黒松
(
くろまつ
)
は白っぽい
小蝋燭
(
ころうそく
)
の様な
心芽
(
しんめ
)
をつい/\と枝の
梢毎
(
うらごと
)
に立て
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
津軽半島の方はまるで学校にある
広重
(
ひろしげ
)
の絵のようだ。山の谷がみんな海まで来ているのだ。そして
海岸
(
かいがん
)
にわずかの
砂浜
(
すなはま
)
があってそこには
巨
(
おお
)
きな
黒松
(
くろまつ
)
の
並木
(
なみき
)
のある
街道
(
かいどう
)
が通っている。
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
黒松(くろまつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
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黒松内
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