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小蝋燭
ふりがな文庫
“小蝋燭”の読み方と例文
読み方
割合
ころうそく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ころうそく
(逆引き)
日本へ帰って二タ月目に、
小蝋燭
(
ころうそく
)
を積み立てたようなそのほの白い花を見つけて、かの女はどんなに
歓
(
よろこ
)
んだことであろう。
母子叙情
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
ゆさ/\と
嫩
(
やわ
)
らかな
食
(
く
)
えそうな若葉をかぶった
白樫
(
しらかし
)
の
瑞枝
(
みずえ
)
、杉は
灰緑
(
かいりょく
)
の
海藻
(
かいそう
)
めいた
新芽
(
しんめ
)
を
簇立
(
むらだ
)
て、
赤松
(
あかまつ
)
は
赭
(
あか
)
く
黒松
(
くろまつ
)
は白っぽい
小蝋燭
(
ころうそく
)
の様な
心芽
(
しんめ
)
をつい/\と枝の
梢毎
(
うらごと
)
に立て
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
ちょうど緑の焔をあげて燃ゆる
小蝋燭
(
ころうそく
)
を
点
(
とも
)
しつらねたようにも見える。
柿の種
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
小蝋燭(ころうそく)の例文をもっと
(3作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
蝋
漢検準1級
部首:⾍
14画
燭
漢検準1級
部首:⽕
17画
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