“紅蝋燭”の読み方と例文
読み方割合
べにろうそく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
壇の道教神どうきょうじんのまえには、紅蝋燭べにろうそく赤々と燃え、金紙のぜに、色紙の馬、お花、線香、羊の丸煮まるになどの供え物が、種々くさぐさ、かざり立てられてある。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一、明日みょうにち紅蝋燭べにろうそく一対(目方一斤の物に限る)線香一封を趙家に持参して謝罪する事。
阿Q正伝 (新字新仮名) / 魯迅(著)
すると、紅蝋燭べにろうそくの如く赤いおもて漆黒しっこくの髯をふさふさとたくわえている一高士が、机案きあんひじをついて書を読んでいた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)