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丸煮
ふりがな文庫
“丸煮”の読み方と例文
読み方
割合
まるに
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まるに
(逆引き)
壇の
道教神
(
どうきょうじん
)
のまえには、
紅蝋燭
(
べにろうそく
)
赤々と燃え、金紙の
銭
(
ぜに
)
、色紙の馬、お花、線香、羊の
丸煮
(
まるに
)
などの供え物が、
種々
(
くさぐさ
)
、かざり立てられてある。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「こういう
霜腹気
(
しもばらけ
)
の日に、
泥鰌
(
どじょう
)
の
丸煮
(
まるに
)
かなんかで、熱燗をキュッとひっかけたら、さぞ
美味
(
びみ
)
なことであろう」
顎十郎捕物帳:17 初春狸合戦
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
豚肉の
串焼
(
くしやき
)
の中にも、
雉
(
きじ
)
の
肝
(
きも
)
の
揚物
(
あげもの
)
の中にも、
鯉
(
こい
)
の
丸煮
(
まるに
)
の中にも、その他いろんな見事な料理の中には、みな強い酒がまぜてありましたし、それを食べながら
天狗の鼻
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
丸煮(まるに)の例文をもっと
(5作品)
見る
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
煮
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
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丸煮玉子
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