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白樫
ふりがな文庫
“白樫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しらかし
44.4%
しらがし
22.2%
しろかし
22.2%
めがし
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しらかし
(逆引き)
小高く、一寸見晴らしがよかった。風に吹飛ばされぬようはりがねで
白樫
(
しらかし
)
の木にしばりつけた土間共十五坪の汚ない草葺の家が附いて居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
白樫(しらかし)の例文をもっと
(4作品)
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しらがし
(逆引き)
王子は、
白樫
(
しらがし
)
の森の跡に、木を植えさして小さな森を作られ、その中に宮を建てて、
千草姫
(
ちぐさひめ
)
からもらった腕輪と鳥の尾とを祭られました。
お月様の唄
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
白樫(しらがし)の例文をもっと
(2作品)
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しろかし
(逆引き)
家の側面にある
白樫
(
しろかし
)
の下には、蟻が、黒い長い一列になつて進軍して居るのであつた。彼等の或るものは大きな家宝である食糧を
担
(
かつ
)
いで居た。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
白樫(しろかし)の例文をもっと
(2作品)
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めがし
(逆引き)
立秋とは名ばかり
燬
(
や
)
くように
烈
(
はげ
)
しい八月末の日は今崖の上の黒い
白樫
(
めがし
)
の森に落ちて、
葎
(
むぐら
)
の葉ごしにもれて来る光が青白く、うす
穢
(
ぎたな
)
い私の制服の上に、小さい
紋波
(
もんぱ
)
を描くのである。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
白樫(めがし)の例文をもっと
(1作品)
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“白樫(シラカシ)”の解説
シラカシ(白樫・白橿、学名: Quercus myrsinifolia)は、ブナ科コナラ属の常緑高木、いわゆるカシ類の一種である。和名の由来は、葉の裏側が白っぽいからという説と、材が白色であるという説から名付けられている。別名、カシ、ホソバカシともよばれ、樹皮の黒さからクロカシの名もある。中国名は、小葉青岡。
(出典:Wikipedia)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
樫
漢検準1級
部首:⽊
15画
“白”で始まる語句
白
白粉
白髪
白痴
白洲
白眼
白衣
白刃
白銀
白々
“白樫”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
白柳秀湖
徳冨蘆花
上田敏
島崎藤村
北原白秋
佐藤春夫
岡本綺堂
豊島与志雄