“しらがし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白樫66.7%
白檮33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
王子は、白樫しらがしの森の跡に、木を植えさして小さな森を作られ、その中に宮を建てて、千草姫ちぐさひめからもらった腕輪と鳥の尾とを祭られました。
お月様の唄 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
岩の峽間はざま白樫しらがし
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
それから王子は、月のある晩はたいてい白樫しらがしの森の中に行って、森の精達と遊ばれました。その上千草姫からいろんなことを教えられました。
お月様の唄 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
城のすぐうしろには、白樫しらがしの森と言われている大きな森がありました。森の精はその中にまっすぐにはいってゆきました。王子も黙ってついて行かれました。
お月様の唄 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
白檮しらがしの、葉広檮はびろがし
海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)