“重態”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゅうたい57.1%
ぢうたい28.6%
おも14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「………だから、今疲れ切ってすやすや睡っているんだ。できるだけゆっくりねかしておきたい、でないと、姉は衰弱がひどくて、重態じゅうたいおちいる危険があるのだ」
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
『あなたはいま重態ぢうたいなんですから、おをおちつけて、しづかにしてゐなければいけませんのよ、此處ここ? 此處ここですか……』
彼女こゝに眠る (旧字旧仮名) / 若杉鳥子(著)
故郷くににいる老母が寝ついて、今度はだいぶ重態おもいという気がかりならせだから」
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)