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重態
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ぢうたい
ふりがな文庫
“
重態
(
ぢうたい
)” の例文
『あなたはいま
重態
(
ぢうたい
)
なんですから、お
氣
(
き
)
をおちつけて、
靜
(
しづ
)
かにしてゐなければいけませんのよ、
此處
(
ここ
)
?
此處
(
ここ
)
ですか……』
彼女こゝに眠る
(旧字旧仮名)
/
若杉鳥子
(著)
秋
(
あき
)
の
野分
(
のわけ
)
しば/\して、
睡
(
ねむ
)
られぬ
長
(
なが
)
き
夜
(
よ
)
の、
且
(
か
)
つ
朝
(
あさ
)
寒
(
さむ
)
く——インキの
香
(
かほり
)
の、じつと
身
(
み
)
に
沁
(
し
)
む
新聞
(
しんぶん
)
に——
名門
(
めいもん
)
のお
嬢
(
ぢやう
)
さん、
洋画家
(
やうぐわか
)
の
夫人
(
ふじん
)
なれば——
衣絵
(
きぬゑ
)
さんの(もう
其
(
そ
)
の
時
(
とき
)
は
帰京
(
ききやう
)
して
居
(
ゐ
)
た)
重態
(
ぢうたい
)
が
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
十
日
(
か
)
分
(
ぶん
)
の
入院料
(
にふゐんれう
)
を
前金
(
まへきん
)
で
納
(
をさ
)
めろですつて、
今日
(
けふ
)
明日
(
あす
)
にも
知
(
し
)
れない
重態
(
ぢうたい
)
な
病人
(
びやうにん
)
だのに——ほんとに、キリスト
樣
(
さま
)
の
病院
(
びやうゐん
)
だなんて、
何處
(
どこ
)
に
街
(
まち
)
の
病院
(
びやうゐん
)
と
異
(
ちが
)
ふ
處
(
ところ
)
があるんだ。
彼女こゝに眠る
(旧字旧仮名)
/
若杉鳥子
(著)
“重態(
重体
)”の解説
重体(じゅうたい)とは、命にかかわるほどの重い病気、負傷のことである。重態とも書く。
(出典:Wikipedia)
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“重”で始まる語句
重
重畳
重宝
重々
重量
重石
重荷
重箱
重立
重大