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重態
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じゅうたい
ふりがな文庫
“
重態
(
じゅうたい
)” の例文
「………だから、今疲れ切ってすやすや睡っているんだ。できるだけゆっくりねかしておきたい、でないと、姉は衰弱がひどくて、
重態
(
じゅうたい
)
に
陥
(
おちい
)
る危険があるのだ」
霊魂第十号の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ところが、おしおの母親は、十一月の半ばから陽気のせいか、どっと
重態
(
じゅうたい
)
になって、娘の精根を尽した介抱も甲斐なく、十日余りも悩みに悩んだあげく、とうとう死んで行った。
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
帆村は一名の警官と連れ立って、
黒河内子爵
(
くろこうちししゃく
)
を訊ねた。子爵の代りに、例の白丘ダリアが出て、子爵は
重態
(
じゅうたい
)
で、看護婦が二人もついている騒ぎだからと云った。
赤外線男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
だって、黒川団長が、あのとおりの大怪我で
重態
(
じゅうたい
)
でしょう。なんとか持ち直すようにと、あのお守袋を
爆薬の花籠
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“重態(
重体
)”の解説
重体(じゅうたい)とは、命にかかわるほどの重い病気、負傷のことである。重態とも書く。
(出典:Wikipedia)
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“重”で始まる語句
重
重畳
重宝
重々
重量
重石
重荷
重箱
重立
重大