トップ
>
帰京
>
ききやう
ふりがな文庫
“
帰京
(
ききやう
)” の例文
旧字:
歸京
といつて、
私
(
わたし
)
はきよとりとした。——これは
帰京
(
ききやう
)
早々
(
そう/\
)
お
訪
(
たづ
)
ねに
預
(
あづ
)
かつた
緑蝶夫人
(
ろくてふふじん
)
の
問
(
とひ
)
に
答
(
こた
)
へたのであるが——
実
(
じつ
)
は
子
(
ね
)
の
口
(
くち
)
の
宿
(
やど
)
が
洋燈
(
ランプ
)
だつたので、
近頃
(
ちかごろ
)
余程
(
よほど
)
珍
(
めづら
)
しかつた。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
秋
(
あき
)
の
野分
(
のわけ
)
しば/\して、
睡
(
ねむ
)
られぬ
長
(
なが
)
き
夜
(
よ
)
の、
且
(
か
)
つ
朝
(
あさ
)
寒
(
さむ
)
く——インキの
香
(
かほり
)
の、じつと
身
(
み
)
に
沁
(
し
)
む
新聞
(
しんぶん
)
に——
名門
(
めいもん
)
のお
嬢
(
ぢやう
)
さん、
洋画家
(
やうぐわか
)
の
夫人
(
ふじん
)
なれば——
衣絵
(
きぬゑ
)
さんの(もう
其
(
そ
)
の
時
(
とき
)
は
帰京
(
ききやう
)
して
居
(
ゐ
)
た)
重態
(
ぢうたい
)
が
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“帰京”の意味
《名詞》
帰京(ききょう)
都へ帰ること。
東京へ帰ること。
(出典:Wiktionary)
帰
常用漢字
小2
部首:⼱
10画
京
常用漢字
小2
部首:⼇
8画
“帰”で始まる語句
帰
帰途
帰依
帰宅
帰路
帰趨
帰来
帰洛
帰還
帰省