桔梗きゝやう)” の例文
過れば一望の原野開墾年々とし/″\にとゞきて田畑多しこれ古戰塲桔梗きゝやうはら雨持つ空暗く風いたはし六十三塚など小さき丘に殘れり當年の矢叫びときの聲必竟ひつきやう何の爲ぞ
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
此邊にては人の妻を呼びておかたと云ふ女働らき男樂するふうなり土地は桔梗きゝやうはらに續いて田畑多し
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)