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こおろぎ
ふりがな文庫
“こおろぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蟋蟀
83.7%
蛼
11.5%
竈馬
1.9%
促織
1.0%
寒蛬
1.0%
蛩
1.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蟋蟀
(逆引き)
壁の中で鳴くといわれて人間の居場所に最も近く鳴くものになっている
蟋蟀
(
こおろぎ
)
でさえも源氏は遠くの声だけしか聞いていなかったが
源氏物語:04 夕顔
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
こおろぎ(蟋蟀)の例文をもっと
(50作品+)
見る
蛼
(逆引き)
わたくしがその年の秋に初めて鳴出す
蛼
(
こおろぎ
)
の声をききつけるのは、大抵こういう思いがけない瞬間からである。
虫の声
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
こおろぎ(蛼)の例文をもっと
(12作品)
見る
竈馬
(逆引き)
「紀州紀州」
竈馬
(
こおろぎ
)
のふつづかに
喞
(
な
)
くあるのみ。
源おじ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
こおろぎ(竈馬)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
促織
(逆引き)
明
(
みん
)
の
宣宗
(
せんそう
)
の宣徳年間には、宮中で
促織
(
こおろぎ
)
あわせの遊戯を盛んにやったので、毎年民間から献上さしたが、この促繊は
故
(
もと
)
は西の方の国にはいないものであった。
促織
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
ぐったりとなって心配している成の耳に、その時不意に門の外で鳴く
促織
(
こおろぎ
)
の声が聞えて来た。成はびっくりして起きて見にいった。虫はまだ鳴いていた。成は喜んで手を持っていった。
促織
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
こおろぎ(促織)の例文をもっと
(1作品)
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寒蛬
(逆引き)
おまけに先月あらいざらい何もかも無くしてしまってからあ、
寒蛬
(
こおろぎ
)
の悪く
啼
(
な
)
きやあがるのに、よじりもじりのその
絞衣
(
しぼり
)
一つにしたッ
放
(
ぱな
)
しで、
小遣銭
(
こづけえぜに
)
も置いて行かずに
昨夜
(
ゆうべ
)
まで
六日
(
むいか
)
七日
(
なのか
)
帰りゃあせず
貧乏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
こおろぎ(寒蛬)の例文をもっと
(1作品)
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蛩
(逆引き)
昼間でも台所の部屋などは、ゴソゴソと穴蔵
蛩
(
こおろぎ
)
が幾つも飛んでいた。与一が出発して九日になる。
清貧の書
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
こおろぎ(蛩)の例文をもっと
(1作品)
見る
“こおろぎ”の意味
《名詞》
こおろぎ【蟋蟀、蛬、蛩、蛼】
バッタ目キリギリス亜目コオロギ上科の昆虫の総称。古くは「きりぎりす」といった。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
こほろぎ
きりぎりす
いとど
こうろぎ
はたをり
かまどうま
いとゞ
ひぐらし
きりざりす
きり/″\す