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唐臼
ふりがな文庫
“唐臼”の読み方と例文
読み方
割合
からうす
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からうす
(逆引き)
唐臼
(
からうす
)
で挽いた時に、すくもの屑などとともに残る小米のことで、こういうのはヒキグイすなわち粉食にするより他に用途はなかった。
食料名彙
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
唐臼
(
からうす
)
を踏むやうな
大跛者
(
おほちんば
)
で、それに左の肩の下がつた猫背も、何となく、不具者の痛々しさを強調します。
銭形平次捕物控:046 双生児の呪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
そして手伝ひといつても鳥右さんは、
唐臼
(
からうす
)
をまはすとか、田を耕すとか、俵をかつぐとか、いちばん力のいる仕事をしてくれたので、百姓家ではたいへんたすかりました。
鳥右ヱ門諸国をめぐる
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
唐臼(からうす)の例文をもっと
(13作品)
見る
“唐臼”の解説
唐臼(からうす)は、搗き臼の一種。
臼は地面に固定し、杵をシーソーのような機構の一方につけ、足で片側を踏んで放せば、杵が落下して臼の中の穀物を搗く。米や麦、豆など穀物の脱穀に使用した。踏み臼ともいう。
(出典:Wikipedia)
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
臼
常用漢字
中学
部首:⾅
6画
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