“大跛者”の読み方と例文
読み方割合
おほちんば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大跛者おほちんばの小豆澤小六郎が、その躰術の名人だといふことを知りたいばかりに、一萬兩の隱し場所の話をして釣り出したのさ
大跛者おほちんばで不自由さうですが、それでも、金を貯めるたちの人によくある、勞働を享樂する心持はよく呑込めます。
唐臼からうすを踏むやうな大跛者おほちんばで、それに左の肩の下がつた猫背も、何となく、不具者の痛々しさを強調します。