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大跛者
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おほちんば
ふりがな文庫
“
大跛者
(
おほちんば
)” の例文
大跛者
(
おほちんば
)
の小豆澤小六郎が、その躰術の名人だといふことを知りたいばかりに、一萬兩の隱し場所の話をして釣り出したのさ
銭形平次捕物控:164 幽霊の手紙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
大跛者
(
おほちんば
)
で不自由さうですが、それでも、金を貯める
性
(
たち
)
の人によくある、勞働を享樂する心持はよく呑込めます。
銭形平次捕物控:046 双生児の呪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
唐臼
(
からうす
)
を踏むやうな
大跛者
(
おほちんば
)
で、それに左の肩の下がつた猫背も、何となく、不具者の痛々しさを強調します。
銭形平次捕物控:046 双生児の呪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「それ、親分だつて驚くでせう、あの右の足が二三寸短かい
大跛者
(
おほちんば
)
の、しみつ垂れの
傴僂
(
せむし
)
が——」
銭形平次捕物控:046 双生児の呪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
親は本郷一丁目の古道具屋與次郎といふ、
大跛者
(
おほちんば
)
の愛嬌者だが、娘は本郷一番のきりやうですよ。あんなピカピカするのは、江戸一番と言つても文句を言ふ奴はありやしません。
銭形平次捕物控:060 蝉丸の香爐
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
それから專三郎を殺した時、中二階の
手摺
(
てすり
)
を越して忍び込んだ自分のやり口を、自分で大ぴらに話してゐるのは恐ろしい智慧ぢやないか。
大跛者
(
おほちんば
)
は本當だが、身輕なことはこの上なしさ。
銭形平次捕物控:164 幽霊の手紙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
跛
漢検1級
部首:⾜
12画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“大跛”で始まる語句
大跛足
大跛