“おほちんば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大跛者50.0%
大跛足33.3%
大跛16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大跛者おほちんばで不自由さうですが、それでも、金を貯めるたちの人によくある、勞働を享樂する心持はよく呑込めます。
唐臼からうすを踏むやうな大跛足おほちんばで、澁紙色の顏には、左の頬からびんへかけて、大燒痕おほやけどの引つつりがある上、髮は玉蜀黍たうもろこしの毛のやうな女——、年こそ三十前後ですが、これは又あまりに痛々しい不容貌きりやうです。
驚いたことに、宗太郎の大跛おほちんばが、何時の間にやら癒つて居るではありませんか。