“藁鳰”の読み方と例文
読み方割合
わらにお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……と藁鳰わらにおがございました。……男女の乞食がおりましたので……とそこへ二人の武士が、腰を下ろして話し出しました。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
この時藁鳰わらにおの背後から、嬰児あかごの泣き声が細々と、悲しそうにひもじそうに聞こえて来た。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
嬰児の泣き声がまたきこえ、藁鳰わらにおが幽かに動きをなした。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)