“ピジャマ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寝巻66.7%
寝間着33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寝巻ピジャマの上へ大きなトレンチコートを着て煙草を喫いながらゆっくりとこっちへやってくる。煙草の火が海風に吹かれて線香花火のように散る。
キャラコさん:05 鴎 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「いや、結構です。でもネ、僕はこの通り毛布の下に寝巻ピジャマを着ている始末だから、ちょっと上まで行って……」
寝間着ピジャマを着たボクさんが、白兎しろうさぎのように穴から飛び込んできました。あたしは、赤ん坊のように両手で受けとめると、しばらくは、気が遠くなるような思いでした。
キャラコさん:08 月光曲 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)