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御寝衣
ふりがな文庫
“御寝衣”の読み方と例文
読み方
割合
おねまき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おねまき
(逆引き)
時によると、
御寝衣
(
おねまき
)
のまま、
冷々
(
ひやひや
)
した山の上の夜気に打れながら、遅くまで御庭の内を御歩きなさることも有ました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
樹と樹との間へ御身体が
挟
(
はさま
)
って了って、もう絶体絶命という時に御目が覚めて見れば——寝汗は御かきなさる、枕紙は
濡
(
ぬ
)
れる、
御寝衣
(
おねまき
)
はまるで
雫
(
びっしょり
)
になっておったということでした。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
何から何まで
御生家
(
おさと
)
の方へ御送りしたんですもの……
何物
(
なんに
)
も置かない方が好いなんと
仰
(
おっしゃ
)
って……そりゃ、旦那様、
御寝衣
(
おねまき
)
まで後で私が御洗濯しまして、御蒲団やなんかと一緒に御送りいたしました
刺繍
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
御寝衣(おねまき)の例文をもっと
(2作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
寝
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
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