“御生家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おさと50.0%
ごせいか50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何から何まで御生家おさとの方へ御送りしたんですもの……何物なんにも置かない方が好いなんとおっしゃって……そりゃ、旦那様、御寝衣おねまきまで後で私が御洗濯しまして、御蒲団やなんかと一緒に御送りいたしました
刺繍 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
重職会議へ極めて内々のおはかりがありました。御生家ごせいかの九条公爵の御分家たる良致りょうち男爵を選考するようにとの、それは夫人よりの直接の御相談なのでした。
九条武子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)