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此邦
ふりがな文庫
“此邦”の読み方と例文
読み方
割合
このくに
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このくに
(逆引き)
いつか使に来た
何如璋
(
かじょしょう
)
と云う支那人は、横浜の宿屋へ泊って日本人の夜着を見た時に、「
是
(
これ
)
古
(
いにしえ
)
の
寝衣
(
しんい
)
なるもの、
此邦
(
このくに
)
に
夏周
(
かしゅう
)
の
遺制
(
いせい
)
あるなり。」
開化の良人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
先に拿翁の
蹂躪
(
じうりん
)
に遭ひ、今後更に慮るところあり。昔日暴風雨を
凌
(
しの
)
ぎ、疾雷閃電の猛威を以て、中原を
席捲
(
せきけん
)
し去りたる夢は今
何処
(
いづこ
)
にかある。平和の君、平和の君、切に
此邦
(
このくに
)
を憐れまれん事を願ふ。
想断々(2)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
此邦(このくに)の例文をもっと
(2作品)
見る
此
漢検準1級
部首:⽌
6画
邦
常用漢字
中学
部首:⾢
7画
“此”で始まる語句
此方
此
此処
此家
此奴
此處
此間
此所
此頃
此様
“此邦”のふりがなが多い著者
北村透谷
芥川竜之介