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席捲
ふりがな文庫
“席捲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せっけん
87.5%
せきけん
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せっけん
(逆引き)
道庵の引掻き廻しも怖いが、お角親方なるものは、大阪をはじめ、全関西の興行界を
席捲
(
せっけん
)
するのはらを抱いて乗込みかねぬ奴である。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
チムールやジンギスカンというような偉大な征服者は、さながら旋風のように地上を
席捲
(
せっけん
)
して、宇宙を併合しようと努力した。
カラマゾフの兄弟:01 上
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
席捲(せっけん)の例文をもっと
(14作品)
見る
せきけん
(逆引き)
古より東国には未だ
曾
(
かつ
)
て無い大動揺が火の如くに起つて、
瞬
(
またゝ
)
く間に無位無官の相馬小次郎が下総常陸上野下野を
席捲
(
せきけん
)
したのだから、感じ易い人の心が激動して、発狂状態になり
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
先に拿翁の
蹂躪
(
じうりん
)
に遭ひ、今後更に慮るところあり。昔日暴風雨を
凌
(
しの
)
ぎ、疾雷閃電の猛威を以て、中原を
席捲
(
せきけん
)
し去りたる夢は今
何処
(
いづこ
)
にかある。平和の君、平和の君、切に
此邦
(
このくに
)
を憐れまれん事を願ふ。
想断々(2)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
席捲(せきけん)の例文をもっと
(2作品)
見る
席
常用漢字
小4
部首:⼱
10画
捲
漢検準1級
部首:⼿
11画
“席”で始まる語句
席
席巻
席上
席亭
席書
席貸
席頭
席割
席客
席序
“席捲”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
牧逸馬
小栗虫太郎
林不忘
吉川英治
大隈重信
中里介山
北村透谷
幸田露伴