“手離”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てばな85.7%
てはな14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手離(てばな)す気がしないのだけれど、外にお贈りするものがないのですから、私の命から二番目に大切なこれを、あなたに御預けしますわ。
孤島の鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
これは私(わたくし)の大事(だいじ)な品(しな)でございまして、当時(いま)斯(か)う零落(おちぶ)れまして、値(ね)を高く買(か)はうといふ人がございますけれども、なか/\手離(てばな)しませぬで……。
青木さん夫婦(ふうふ)は僅(わづ)かな金の融通(ゆうづう)のために仕方(しかた)なく手離(てはな)したのであつたが、それが間(ま)もなく五等(とう)百円のくじにあたつた事(こと)は無論(むろん)知(し)るはずもなかつた。—一四・四・一八—
夢 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)