“しゅよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
腫瘍42.9%
須要28.6%
主用14.3%
朱陽7.1%
首陽7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生理的腫瘍しゅよう。秋の末で、南向きの広間の前の庭に、木葉が掃いても掃いてもまる頃であった。
カズイスチカ (新字新仮名) / 森鴎外(著)
特に先ず須要しゅようにして急務となすものは、観測所改造の挙にり、これをして完全ならしめざれば常に天候に妨げられ、到底力を目的の業務にもっぱらにすること能わず
其方そちは感心な奴だと常々兄上もめていらっしゃる、主用しゅようがなければ自用じようを足し、少しも身体にすきのない男だと仰しゃっている、それに手前は国に別段親族みよりもない事だから、当家が里になり
はじめ明の成化弘治せいかこうじの頃、朱陽しゅよう孫氏そんし曲水山房きょくすいさんぼうに蔵していた。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
遜志斎は吟じて曰く、聖にして有り西山のうえと。孝孺又其の瀠陽えいようぎるの詩の中の句に吟じて曰く、之にって首陽しゅようおもう、西顧せいこすれば清風せいふう生ずと。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)