主用しゅよう)” の例文
えゝ早々お礼にまかずべきでござったが、主用しゅよう繁多にき存じながら大きにお礼が延引いたしました、ようや今日こんにち番退ばんびきの帰りに罷出まかりでました儀で、先生御在宅なれば目通りを致しとうござる
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
其方そちは感心な奴だと常々兄上もめていらっしゃる、主用しゅようがなければ自用じようを足し、少しも身体にすきのない男だと仰しゃっている、それに手前は国に別段親族みよりもない事だから、当家が里になり